【金鯱賞2019予想】 血統傾向から見る危険な人気馬と推奨馬！！
こんにちは、Kisouです。
中山牝馬ステークス、▲フロンテアクイーン以外はかすりもせず撃沈。
やはり難しいレースでした……
ただ、ステイゴールド産駒こそ絡まなかったものの、メイショウサムソン産駒が１、４着、２着はキングマンボ系のルーラーシップ産駒、３着はディープインパクト産駒ですが母父がロベルト系のルーソリティール(って読むんですかね)で、すべてスタミナ血統。
逆に危険な人気馬に指名したミッキーチャームは最下位に沈みました。
外れた言い訳はできませんが、やはり血統の傾向というのは出るのだなぁ…と改めて実感しました。
では、気を取り直して明日の金鯱賞の予想に行ってみましょう！
・中京芝2000mの血統傾向分析
まずは舞台設定の確認から行きましょう。
血統としては、父サンデーサイレンス系が圧倒的に強いです。特に、リーディング上位のディープインパクト、ハーツクライの産駒がいいです。
逆にサンデー系でもキンシャサノキセキやゴールドアリュールなどの亜流(ダジャレじゃやないです)の馬の産駒は厳しいでしょう。
また、父サンデー系上位種牡馬という馬は日本にかなり多くいるので、ここからさらに絞る必要があります。
母系にボールドルーラー、あるいはグレイソヴリンの血統を持っている馬は、このコースに向いています。
ボールドルーラー系はアメリカのダートで、グレイソヴリン系はヨーロッパの芝で繁栄した血統で、正反対のように見えて共通点があります。
それはスピードの持続力。
ボールドルーラー系の代表馬はエーピーインディ、グレイソヴリン系はトニービンですが、トニービンの方は「スピードの持続力がある」というイメージがあるのではないでしょうか。
エアグルーヴの母の父なのですが、あれはまさにスピードの持続力おばけみたいな馬でしたよね。
さて、脚質に関しては、直線入り口で馬群がばらけがちですし、直線も長いので差し有利です。外から差していく方がスピードに乗れてより良いですね。
・傾向から見る危険な人気馬
※ペルシアンナイト
ハービンジャー産駒。
父は非サンデー系の代表種牡馬になりつつあるハービンジャーですが、ここ中京芝2000mでは苦戦しています。
東京・阪神・京都では芝2000mの勝率が11・12・15％あるのに対し、中京芝2000mでは7％にとどまっており、さらに複勝率はもっと差がついています。
また、ペルシアンナイト自身が富士Ｓ５着からマイルＣＳ１着、中山記念５着から大阪杯２着など、前哨戦であまり成績が良くないのも割引材料です。
舞台が変わる大阪杯では注目したい一頭ですね。
また、父が同じくハービンジャーであるモズカッチャンも同様の見解で軽視しようと思います。
さらに、傾向から見ているわけではないですが、以下も危険な人気馬かな、と思います。
※リスグラシュー
ハーツクライ産駒。
ハーツクライ産駒は上でも述べたように舞台適正が高いうえ、ハーツクライ自身の母父にグレイソヴリン系のトニービンが入っているので、血統としては申し分ありません。
ですが、前走の香港遠征でかなり細く見せながらも激走したので反動が心配ですし、次走も香港遠征のクイーンエリザベス２世カップとなっており、金鯱賞は余裕残しの調整なのではないかと思っています。
地力は高いし血統も向いているので三連系であれば押さえた方がいいとは思いますが、飛ぶことも考えて軸ではどうかな、という印象です。
・傾向から見る上位評価の馬
◎アルアイン
ディープインパクト産駒。
父ディープインパクトで母父にボールドルーラー系という、ドンピシャの血統構成です。
皐月賞以降勝ちのない本馬ですが、皐月賞以降は不良馬場＆3000mの菊花賞を除いて掲示板を外したことが無い安定感も好材料！
この「ワンパンチ足りない感」で人気を落としているなら買いですね。
また、調教も一週前、最終追い切りともに栗東坂路で51秒台を出していますので、前哨戦から走ってきそうな雰囲気があります。
騎乗予定だった北村友一騎手が落馬負傷のため柴山雄一騎手に乗り替わりとのことで、さらに人気も落ちそうですね。
なお、中京は雨が心配されていますが、調べたところ天気予報小雨とあったので、良～稍重くらいまでなら大丈夫という判断です。
〇ギベオン
ディープインパクト産駒。
こちらは母父がゴーストザッパー。ボールドルーラー系ではありませんが、現役時代は逃げてブリーダーズカップクラシックをレコードで圧勝するなど、スピードの持続力には優れています。
また、今回は丸山元気騎手が騎乗しますが、これはルメール騎手が騎乗停止になったためであり、もともとルメール騎手でここに挑んでくるはずでした。
もしルメール騎手騎乗であればもう少し人気もしたと思うので、おいしく買える時に買っておきたいという思いです。
最終追い切りは栗東Ｃウッドを丸山騎手を背に
80.0 64.7 50.5 37.3 12.1
と上々の時計で駆け抜けており状態もよさそう。
こちらも良～稍重くらいまでなら大丈夫という判断です。
▲エアウィンザー
キングカメハメハ産駒。
こちらは母系での協調材料はないのですが、ディープの走るコースは大概キンカメも走りますし、４連勝の内容も強かったので、押さえざるを得ません。
追い切りがだいぶ軽いのでそこは不安材料ですが、武豊騎手の手腕に期待しましょう。
私はアルアインの単勝とアルアイン、ギベオンのワイドのみでいこうと思います。
もしかしたらアルアイン複も買うかも…
今回はダノンプレミアムが来るか来ないか読みづらいですし、あまり三連系に手を出す気が起きないです…下手すればガチガチっていう可能性もありますからね。
少額で馬券を楽しむなら、「これは！」というレースが来るまで待つのが勝利への鉄則。今週は我慢の週になりそうです笑
最後まで読んでいただきありがとうございます！
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